アンティーク煉瓦（レンガ）看板

アンティーク煉瓦（レンガ）で洒落た看板を作る

アンティーク煉瓦で看板を作るなんて誰もしたことがありません。ペンキで色を塗っているのではありません、釉薬で1000度焼成した焼物の煉瓦タイルとして看板を製作しています。アンティーク煉瓦ならではの素朴な風合いを活かした看板は個性豊かで洒落ていませんか。

アンティーク煉瓦はとてもゴツくて大きな煉瓦です。また建築材として使われていたものなので、角が欠けていたりセメントが付着したりしています。

そこで建築材としてリユースするために約２ｃｍ程度の幅にスライスカットして再加工しています。その地肌の紋様がとっても綺麗ななんです。なんたって焼物ですからね。

さて、そんな素朴な味わいのアンティーク煉瓦ですが、焼物なので色釉薬を焼成してアンティーク煉瓦タイルにすることができます。1000度で焼成する色釉薬は色数も80色ほどあり、自分の好みの煉瓦タイルにすることができます。

色釉薬のアンティーク煉瓦看板の製作行程

最初にスライスされた煉瓦を並べて凸凹や色合いの調整をします。ここで製作する看板の大きさを調整します。不要な部分はグラインドカッターでカットします。

形を整えたら、レイアウトやデザインをフリーハンドで描いていきます。必要な所はマスキングなどを施します。

下書きに合わせていろ釉薬を塗って行きます。塗った色と焼成後の色がとても違うので、色見本を参考に色の調整をします。

焼き上がりです。文字のオレンジ色が煉瓦の色と重なり目立たなくなってしまったので、縁取りを黒で入れて調整することにしました。釉薬の上に黒を塗るので、上絵つけ800度の絵具で焼成します。

これで完成です。製作費はこのサイズでデザイン費込みで5万円～となります。

漢字や細かなデザインはレイアウトを取って製作します。

難しい文字やレイアウトは最初にレイアウトを取ってから製作に入ります。あまり細かなデザインはアンティーク煉瓦には向きません。

強い発色の色は素地に負けないので、文字等の縁取りを入れなくても綺麗に仕上がります。素朴な出来上がりが良いでしょ。

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