相対評価




ぼくのクラスには、10人のクラスメイトがいます。 ぼくは空を飛ぶ授業がとても好きだけど、うまく飛べません。
レイサーとトビーは、いつもクラスで1位、2位を争っています。
ブラックベリーはまったく飛べません。 と言うより飛ぶ気がありません。
彼は本を読むのが好きでいつも難しそうな小説を読んでいます。
ブラックベリーは言います。
「飛んでちゃ本が読めないよ。歩くのが一番だよ。」

学期の終わり、ぼくの飛行の成績は10メートル飛んで上から9番目、 下から2番目でした。
1番はトビーで50メートルも飛びました。 もちろんペケはブラックベリーで、1メートルも飛べませんでした。

夏休み中、ぼくは毎日毎日、練習をしました。
その甲斐あって、100メートルも飛べるようになりました。

新学期が始まって、飛行の試験がありました。
ぼくは、今までよりすごく飛べるようになっていたので、胸がワクワクでした。 なんたって100メートルも飛べるようになったのだから。
でも、結果はやっぱり上から9番目、下から2番目でした。
1番はレイサーで、500メートルも飛べるようになっていました。 もちろんペケはブラックベリーで1メートルも飛べませんでした。

ブラックベリーは言いました。
「この夏はとてもすばらしい本に出会えたんだ。 今までの人生で一番の夏だったよ。」







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