陶磁器に絵付けをする場合、もっとも一般的なのはシルクスクリーン印刷転写紙によるプリント焼成です。沢山の製品を同じ品質で製作することが出来ます。
転写紙は色ごとに分版して印刷しますが、陶磁器の印刷の基本は高温焼成のため全て特色印刷ですので、細かな色彩の絵柄は10版以上の多版印刷となります。
6色以上使う場合はプロセスカラー(CMYK)の4色印刷の方が色数が増えませんので製版代を押さえることができます。ただし陶磁器用絵具は800度以上の高温で焼成するために通常の印刷インクのような色の再現性がありません。(特に赤系と、緑系の発色には限界があります)また陶磁器絵具の粒子が大きい為にシルクスクリーンの解像度は120線程度となり、網点が見えます。ベタ面などを奇麗に見せる為には特色印刷が必要です。
当社では製作物、数量に応じた最善の製作方法を提案しています。
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