職人気質の仕上りを求めなければ、金銀彩はそれほど難しくはありません。
含みの良い筆があれば絵付け(筆あしらい)は思ったほど癖がありません。
ただし、厚塗りをすると焼け焦げてしまうことがあります。
ブライト金、銀でなければ2度焼きで修正することもできます。
僕は仕上りの高級感なども考えて、主にマット金、銀をよく使っています。
色絵具は反対に筆使いが難しいく、一筋縄では行きません。
この辺りの技法はヨーロピアンチャイナペイントの方々が得意とするところです。
参考書も多数出版されていますし、教室も盛んです。
極めたい方は是非習ってみてはいかがでしょうか。
僕はどちらかと言うとシルクスクリーンや版画の技法を使うのを得意としています。
詳しいことは絵付け技法を解説した「Okutama Tike Art Factory」でご覧になってください。
ここ4、5年はパソコン上で画像処理した原画を特殊な転写紙に出力して、
絵付けをしています。
原画をセピア色にしか加工できない点を除けば、少量製作が非常に簡単にできるので便利です。
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