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シンプルだけど手の込んだタイル看板を制作しました。
この夏前に大阪のギターの修繕工房「GUITARS FACT. KAWANAKA」さんから看板制作を依頼されました。
設置も終わり現場の写真を送っていただいたので、製作工程を含めてご紹介します。
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ご依頼のメールでいただいたご要望からタイルサイズ(今回は20×30cmタイルの2枚組)に合わせた基本原稿を作成します。
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次に完成イメージのレイアウトをいくつか作成し、ご希望のバランスやベースデザインを決めていきます。
今回はご使用の名刺と同じような生成り色を白タイルにベースに施すことになりました。
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右がベース色を焼成前の白タイル、左焼成後です。お仕事のビンテージギター修理のイメージからベース色もビンテージがかった微妙な色合いにしました。
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最初は全て手描きで描く予定でしたが、ギターホールをイメージした円と直線だけはマスキングの技法を取り入れました。
さすがに手描きでは円や直線は難しいのと、お仕事内容的に正確さも兼ね備えたイメージを看板に持たせたいと思いました。
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反対に文字は全て手描きです。原稿をトレースして全体のバランスを見ながら1文字1文字手描きして行きます。
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全て描き終えて終了です。後は窯で最後の焼成をして完成です。
色は濃紺の指定でしたので、焼成温度は850度と上絵付にしては高めの設定で焼成しました。
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焼成済の完成です。
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GUITARS FACT. KAWANAKA 川中章裕
〒596-0813 大阪府岸和田市池尻町76-1
TEL:072-457-9344 FAX:072-477-7416
http://gf-kawanaka.wix.com/repair-room
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