奥多摩町立氷川中学校 総合学習『タイル工芸』


去る9月15日(水曜日)、氷川中学校からの依頼で総合学習の講議をいました。私の他にペン画、水墨画、民話の講議をされる方4名で4班に別れて行いました。奥多摩は過疎化のため1、2年生約30名の生徒数ですので少し寂しい感じもしますが、授業としてはほどよい人数でとても愉しい雰囲気で行えました。約2時間の授業でしたが、私は専門のタイル工芸についての講議と作品作りを指導しました。

講議の内容は下記の通り
実施日:2004年9月15日(水曜日) 午後1:05〜2:45
前半はタイルの魅力についての説明。タイル絵付けの基本と応用。タイルを使った商品の紹介と企画の発送法、身の回りの素材を活かすことの大切さと商品開発の話し。
後半はタイルを使った物作りの体験。

1:午後1:05〜1:50
タイルの魅力とは何か。
どんな作品や商品が作れるのか。
実際の作品や商品の紹介。
タイルなどの身の回りの素材で考える大切さ。

2:午後2:00〜1:45
タイルの絵付け体験「オリジナル絵柄の鍋敷きを作る」
15センチのタイルに自由な発想でタイルに絵を描いて鍋敷きを作る。



前半の講議風景。皆さん緊張ぎみのスタートでした。



講議の内容はハイグレード。素直で熱心です。



後半はタイルの鍋敷きを作る授業です。
木の土台に小さなタイルと10cmのタイルで作ります。



絵は自由に描きました。皆さんそれぞれ個性的です。



タイルに絵が描き終わると土台に小さなタイルを貼っていきます。



皆さん真剣そのものでしたが、笑顔でとても愉しそうでした。



絵タイルは私のアトリエに持ち帰って焼成して渡しました。
この後各自で土台の板に貼って完成です。


目地入れして完成した生徒作品です。



『タイル工芸』鍋敷きを作る

用意する物はこんな感じ。

最初に板にタイルの位置を書き込む。

小さなタイルを貼って行く。

焼成した絵のタイルを貼って出来上がり。

最後に目地を入れれば立派なタイル鍋敷きが出来上がります。







インデックス案内ページ


All rights reserved by Mitsuo Yamamoto and Gift Box Co.,Ltd